DVDやBlu-rayのオーサリング用の字幕データをご自身で作りたいと言う相談があります。
膨大な作業になりますが予算の都合でやむをえずと言う切実な事もあるでしょう。

こちらはFaith社Babelの画面。画面下の青い区切りボックスが字幕のin・outを設定したスポッティング。画面右列が字幕入力ウインドウで入力したテキストが左画面にリアルタイムで反映されます。

日本の文字は独特です。横書きに加え縦書きがあります。その横・縦の文字文化を利用して横・縦同時表示と言う表現が出来るのが
日本の字幕です。海外の文字はほぼ横表示、表現手法が限られる為なのか字幕より吹き替えの方が圧倒的に多いようです。第2言語で
英語を話せる国が多いですからね。フランスの刑事物なのに英語のセリフとかよくありますね。

現在字幕入れで圧倒的なシェアを持っているのは カンバス社の「SST G1」シリーズです。
とにかく良くできているソフトで発売当時としてはそれまでにない低価格・高機能。普及した理由が分かります。
テープへの書き出しには専用のキーヤー「Canvass2000」を使っていました。数万円した記憶があります。

時代はデジタル。ノンリニア編集が当たり前になりキーヤーは不要になりました。
拡張子は .sdb 字幕に対応出来るスタジオに行けば必ず .sdb のSST G1があります。

そこに風穴を空けるべく? 登場したのが Faith社の「Babel」。拡張子は .pjd 。SST G1ではオプション扱いされている
多くの機能が標準搭載され更なる高機能化、低価格化が図られていて導入しやすいアプリケーションです。

日本では .sdb 。 .pjd 。 この2種類の字幕データが放送スタンダードで使われています。「なんでそんな高価なソフトを使うの?
字幕なんてPremiereで作れるでしょ」「YouTube は“AI”が自動で付けてくれるよ!」と言う声が聞こえてきます。
確かにその通りです。

字幕版を作るだけならPremiereで付けた字幕を書き出せば済みます。
シーケンスに字幕のレイヤーを付けてmxf に書き出せば局納品も可能です。でも字幕には細かいルールがあります。
1秒間の文字数。1行の文字数。字幕と次の字幕との間隔。最低表示時間。フォントのサイズ。表示場所。ルビや傍点の扱い。

特にDVDやBlu-rayのような商品製作に必要な .tiff書き出しや メタデータの書き出しに字幕ソフトは欠かせません。
業界標準のDVD/Blu-rayオーサリングソフトのScrinalistでも字幕のtiff は生成できません。

「できる限りコストを抑えたい、翻訳など出来ることは自分でやりたい」というお客様のために弊社では下記のようなテンプレートや
字幕作成のアドバイスをご提供しています。

番号インポイントアウトポイント字幕表示位置
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横下

もちろん「そんなことに時間を掛けるなら編集やMAに時間を掛けて良い作品を作りたい」というお客様には
映像字幕翻訳会社をご紹介しています。

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