FAQ
Q. 映像とビデオについて
形式とピクセルの関係
NTSC | 画角(フレームレート) | アスペクト比 | 1分あたり(おおよそ) | 1時間あたり(おおよそ) |
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VCD | 352*240 (29.976i) |
4:3 | 1.15Mbps | 0.56GB |
DVD | 720*480 (29.976i) |
16:98(スクィーズ) | 3~9Mbps | 2.9GB (6Mbps) |
DVCAM | 720*480 (29.976i) |
4:3 16:9(スクィーズ) |
25Mbps | 11GB |
DIGITALβCAM | 720*480 (29.976i) |
4:3 16:9(スクィーズ) |
168Mbps | 74GB |
HDV |
1440*1080 (59.94i) 1280*720 (60p) |
16:9 |
25Mbps 19Mbps |
12GB 10GB |
HDCAM | 1440*1080 (59.94i) |
144Mbps | 546GB | |
HDCAM SR 4:2:2 HDCAM SR 4:4:4 |
1920*1080 (59.94i) |
440Mbps 880Mbps |
1590GB 3170GB |
|
ProRes4:2:2HQ |
1920*1080 (59.94i) 1920*1080 (23.98i) |
248Mbps 198Mbps |
111GB 89GB |
画かくとフレームレートは色々ありますので(ピクセル比とかね)参考までに。。
引き続きよく使う物は載せていきたいと思っています。
地デジはHDVと同じ1440*1080iでビットレートは15Mbps。
Blu-rayのソフトは一部を除いてフルハイビジョンの1920*1080で記録されていますが、
「Blu-rayレコーダーのDR録画」は地デジと同じで記録されています。
よく言うフルハイビジョンテレビの1920*1080は "地デジ放送の場合" はテレビが引き延ばしているんですね。
ちなみに最近話題の4Kテレビ。 8Kなんて言うのもありますがフルハイビジョンが2K(1920=2K)
ですのであとは計算するとそれぞれのサイズが分かりますね。
縦横の画面サイズの比較
フルHDの中に無理矢理入れてみました。 何が正しいのかよく分からない図ですが 大きさの違いと縦横の違いが 何となく判るような気がします。 DVと比べるとフルHDは実に6倍の面積が あることが判ります。 16:9と同じ様な感覚のアメリカンビスタの サイズが意外と違うことも判りました。 |
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細かくてよくわからないので分解しました。 TVのサイズです。 TVというかテープ(規格)別なのか・・・ |
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こちらが映画のスクリーンサイズ。 HDに記録されたとき、この様になります。 判りづらいですが、白い部分が16:9です。 この中に押し込めると。。。 シネマスコープは分かりやすいですね。 上下に黒い帯が付いています。 レターボックスで記録されています。 微妙ですが。アメリカンビスタは 上下に(レターボックス) 結構ヨーロピアンビスタは 左右(サイドブラック)に黒が付きます。 |
Q. NTSCとPALについて
25pPALの映像をNTSCに変換するといろいろやっかいなことになりますよね。
今は優秀な変換器がとても安く手に入るようになりましたが、
そこはどう足掻いてもフレームの数が合わないんだから
どうにもならない部分は出てきてしまいます。
じゃあ実際どんなことになっちゃうんでしょう??
10秒間のキャラ映像を作って変換しました。普通の映像だと判りにくいですから。
どんなことになっているか見てやって下さい。
PALの映像ファイルを国内で再生するために 変換します。 フレームレートの近い24pに変換します。 25pは24pに対して1秒あたりに1フレーム画が 多いので、フレームをダブらせて25フレームを 24フレームに直します。 (変換器が勝手に計算するんですけど・・) 試しに途中で止めてみて下さい。 右の数字が綺麗に見えたりブレて見えたりしてます。 25フレームを24フレームに直す際にフレームを ダブらせているので当然尺は変わりません。 1時間の物は1時間です。 優秀な機械は、カット変わりの部分でこのような ダブりが出ないように前後のカットのダブり状態を カット変わりに調整してくれます。 でもこれだと移動するような動きが多いと、 映像がブレて見えますよね。 |
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こちらの映像を同じように途中で止めていて下さい。 どこで止めてもダブりがないと思います。 どうやったかというと、 24pに対して1枚多い25pの映像の 最後の1フレームを次の秒に繰り下げたのです。 繰り下げているのでフレームの構造は25pと まったく変わりません。変わらないからダブりません。 ちょっと待って下さい。変ですよね。 1フレームずつズレちゃいますね。そうなんです。 1秒に1フレームずつ延びちゃうんです。 これが4%も。 100分の映像が104分になります。音はどうなの!? 音は遅くなるのでピッチが下がります。4%。 絶対音感がある人は気持ち悪い? う~ん。どうしましょ。 「ダブりフレームがあると素材受け付けない!」 なんて言うどこかのネット系TV用には 良いと思います。 |
25pを29.97i等に変換する場合、25pを一度24p(23.98Psf)に変換します。
そして23.98Psfから29.97iに変換します。
24pや23.98Psfから29.97Psfの変換は2-3プルダウンで変換します。
Q. ソフトウェアについて
完パケをコピーしたDVDってどうなの?
テープに記録された磁気情報を物理的に擦り回して読み取っていた映像や音声が
ファイルというよく判らないものに変わると、読めるとか読めないとかの問題が出てきます。
今では当たり前に見ているDVDなど、当初は記録精度の問題やメディアの品質の影響で
「再生できない」「ノイズだらけ」「止まっちゃう」なんて事がよくありましたよね。
今では見られて当たり前ですが、それには少なからず条件があるみたいです。
レコーダーでコピーしたDVDについて
(レコーダーによって様々ですのであくまでも参考までに・・こんな事もありますよ程度です)
時々「お宅でコピーしてもらったDVDが再生できないんだけど!!」と言うクレームが入ります。
必ず以下のようにお答えしています。
DVDはDVDデッキやDVDレコーダーで再生して下さい。
コンピューターで観る時はDVDの再生専用ソフト(たとえばWinDVDやPowerDVD)で観てください。
特に、レコーダー等で作られたDVDは!
例えばWindowsMediaPlayerはDVDを再生する事は出来ますが、適してはいません。
そもそも、WinWXP以前はMPEG2コーデックが入っていないと再生も出来ません。
Win7以降はコーデックは入っているみたいですが、何せプレーヤーがポン○ツなので。。
そうは言っても企業さんはヘタにソフトをインストール出来ないし。。そんな時は下記をお試し下さい。
あっMacはご免なさい。
記憶が正しければ、Macは OSレベルでDVDやブルーレイはサポートしていません。
最新のMacはDVDのドライブすら付いていないと。。。思います。
よく聞くのがこんな症状。
もらってきたDVD。早速自分のデスクでPCに入れて再生。
WindowsMediaPlayerが自動起動、でも画が出てこない。真っ黒のまま。
試しに「プレイボタンを押しても・・・動かない。
それじゃあとDVDデッキに入れてみると。。あっ、再生する。
「ムムム。不良品か?」
PCにディスクを入れました。 自動再生で「WindowsMediaPlayer」が起動します。 しかし、いくら待っても再生が始まりません。 試しに下のコントロールバーの 「DVD」をクリックすると 下のようなポップアップが出ました。 |
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「ルートメニュー」「タイトルメニュー」があります。 しかし、グレーアウトしていて押す事が出来ません! 多くのクライアントがこの段階で 「なんだこのDVD!全然ダメじゃん!!」 となります。 冷静になって、DVDのデッキに入れてみると、 あら不思議。普通に再生できます。 そこでクライアントさんは制作会社さんに 「このDVDコンピューターで再生できないよ。」 と来ます。そんな時はこれから先をお試し下さい。 |
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一旦、Windows Media Playerを終了して下さい。 そして マイコンピューターでディスクを入れた 「DVDドライブを右クリック」 コンテキスト メニューの一番上 「再生」をクリックすると・・・ |
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あら不思議。 ポップアップの「ルートメニュー」と 「タイトルメニュー」が使えるようになっています。 |
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「ルートメニュー」か「タイトルメニュー」 をクリックすると隠れたメニュー画面が表示されます。 そのサムネイルをクリックすれば無事再生されます。 一度これをやると、 同じディスクなら再生できるようになりますよ。 |
もし、皆さんがコンピューターでの再生を最優先に考えているなら、コピーを依頼する際に一言。
「PCで見る事が多いからよろしくね」とお伝え下さい。
少し時間を頂きますが対応版をお作りします。
字幕について
現在字幕入れの編集で圧倒的なシェアを持っているのは カンバス社の「SST G1」です。
とにかく良くできているソフトで発売当時としては今までにない低価格・高機能。普及した理由が分かります。
弊社では導入時 他社製にするかSSTにするか悩みましたがSSTを選択して正解でした。
(当時は他社製のシェアが高かったし、業界標準のテロップシステムと言えばビデオ○ロン。
SSTって何?みたいな感じ)
ただ、欠点という程ではありませんが難点がひとつあります。
専用のキーヤーが必要なことと。現状そのキーヤーがアップデートされないことでしょうか。
今はそのキーヤーを使わないノンリニアの方法もありますけどね。
ノンリニアの編集は便利ですね。
リニアでは出来なかった事や特殊なエフェクターが無いと対応出来なかった事が
いとも簡単にできちゃう!字幕も同じ。
「今では字幕入れも安く編集できる所、有るよ! お宅も安くやってよ!」
なんてよく言われます。別に高くやっているつもりは無いんですけどね。
でも、気を付けて下さいね。
ノンリニアはレンダリングというどうしても避けられない作業があるんです。
マスターがテープの場合、これにデジタイズという作業も必要です。
デジタイズはマスターの尺と同じ時間がかかります。
レンダリングは早いPCでも尺の50%はかかります。
更に、テープへの吐き出し。これもマスターと同じ時間。
合計すると、90分の作品で字幕版のHDCAM SRを作る場合
デジタイズ 90分
レンダリング45分。吐き出し90分。
ノンリニアの場合お客さんは、吐き出し段階で映像と字幕のチェックをするんですね。
吐き出し中に誤植を見つけたらどうするんですか?
どんなに頑張って働いても 4時間かかるんです。
実際のところ字幕の修正があったりするとこんな物じゃありません。
リニアなら90分で終わりです。
誤植修正もインサートして終わり。
時は金なり。。。です。
字幕入れをするためにはどの様なデータが?
最近はフリーの字幕ソフトで使える物もあります。
Media Playerなどで字幕を表示するだけなら特に問題ありませんので、
そういった物を使って作るのも一つの手です。
弊社ではサポートしていません。
SST G1のデータ(sdb)があれば問題ありません。
G1にはインポートの機能があります。
少し古いデータの、もちろん今でも使われていますが.evtや.capをインポートして利用することが出来ます。
特にcapは書式さえキッチリと守ればテキストエディターやエクセルでも作ることが出来ます。
「翻訳には自信があるけど、そんな専用のソフトを買う余裕はない」
「字幕を作るのは今回限り」
そのような方は、ご一報頂ければ作り方を伝授しますので連絡下さい。その代わり、
仕上げはテレトップでお願いしますね。
DVDのソフトについて
最近のDVD-Rメディアの書き込み対応速度って速いですよね。
高速で書き込めば早く終わるので、8倍速とか12倍速とかで焼いている人が多いかも知れません。
DVDドライブの品質とメディアの品質が飛躍的に上がった事で、それほど大きなトラブルはないかと思います。
でも、オーサリングを手掛ける人達は今でも4倍速で焼く事がほとんど常識です。
その効果は記録面を見比べれば一目瞭然。
4倍速は綺麗な虹色に輝いていると思いますが、12倍速では同心円状にムラが見えるはずです。
低速でや空かれたディスクは、当然記録されている情報も綺麗ですのでエラー無く再生できます。
実はこれCDにも言えます。(今は使わないかな)
レコーディングスタジオには1倍速で焼けるCD-Rドライブが有って(今は手に入りません)
エンジニアの人達はそれでミュージックCDを焼いています。
1倍速で焼くと音が良いんですよ。今やDVDはお父さんにも作れる時代になりました。
仕事で使うにしても、ちょっとした宣伝用やチェック用ならまったく問題ありません。(画質は別ですが・・)
そこでよく聞かれるのが「自分で作ったDVDをコピーしたいが焼き方が分からない、焼くソフトが分からない。
焼けたけど上手く再生出来ない。」というもの。
ライティングソフト
「ImageBurn」鉄板です!
DVDやBDはこれで十分。と言うかこれが良いと思います。Freeだし。。
でも音楽CDはそうでもないかな。あまり相性が良いとは言えないと思います。
問題は英語版だと言うことと、インターフェースが見慣れない事でしょう。
日本語化するパッチがありますので日本語に変更すると分かりやすくなりますね。
何ヶ所か設定を変更した方が良い部分がありますが、初期設定でも特に問題なく使えます。
ググればいっぱい情報出てきますので是非試して下さい。
http://www.imgburn.com/